どうもbinaryです。
今回はポータブルLinux機が欲しいと思ったので、調べたことなど記事にしちゃおうと思います。
まずなんでほしいのか
なんで欲しいかといいますと、不意に作りたいアプリのアイディアが生まれてきて作りたい欲がぶわっと溢れてくるタイミングがあるからです。
大体そういうときに限ってプライベートにまとまった時間がなく、すきま時間がぼちぼちあるみたいなことが多いので、パソコンをつけてエディタ開いてみたいなことが非常に難しい場合があります。
そんなときにすぐに使えるLinux端末があればすきま時間に数十分だけとか、移動時間にちょっとだけ進めるみたいなことができるんじゃないかなと思ったわけです。
以前、SBCを検討していたものの延長ですね。
そんな都合のいい端末があるの?
しかしながらそんな都合のいい端末があるのか?という問題ですが、最近一気に出始めています。
Mecha Comet
コンパクトなLinux機で特徴はモジュールを簡単に付け外しできる仕組みがあることです。 キーボードモジュールやコントローラーモジュール、さらには自作でモジュールを作成できるとのことで非常に拡張性が高いです。 OSはMechanix OSというDebianベースの独自Linux OSが搭載されています。 CPUはCoretex-A53のクアッドコアでRAMは4GBです。 ちょっとした開発では十分だと思います。 eMMCは32GBですが、M.2スロットがあり追加でSSDも搭載できます。 画面は3.4インチのタッチスクリーンです。小さいですが、これぐらいが持ち運びやすいのでいいですね。 他スピーカ、マイク、ジャイロセンサ、イーサネットコネクタなど盛りだくさんです。 kickstarterでクラウドファンディング募集予定とのことです。
pilet
こちらはRasberry Pi 5の拡張キットのようなものでPi 5とは別売りになりますが、 モニタ、キーボードなどが一体になったpilet 5と7インチのタブレット仕様のPilet7があります。
バッテリー駆動が可能になり、7時間も動作するようです。
また、拡張性も高くNVME SSDやAIアクセラレータなどの追加も可能です。
Pi 5も合計すると4万円ほどになりますが、完成度は高い拡張キットだと思います。
Quantum Mini Linux Development Kit

こちらはseeedstudioから出ている開発者向けボードです。 特徴は非常に小さく、安いことです。
ボードサイズは40mm×35mmです。非常に小さいですね。 しかし、Coretex-A7を搭載し、TinyLinuxが動作するという何とも面白いボードです。 さらにLCDやマイク、Wi-Fi/BLEなどもボード上に乗っています。 非常にコンパクトながら、機能は他の大きめのSBCと大差ないレベルです。 性能はもちろんCoretex-A7なのでそこまで高くないですが、 小ささに対してのできることの幅は広いと感じます。
価格は公式サイトで$58となっていますが、日本で取り扱っているショップでは1万円前後での販売となっているようです。
かなり手の出しやすい価格で開発に必要なものがほぼそろっているレベルですので魅力的なボードだと思います。
今後の展望
上記のような魅力的なボードが今後も出てくるような気がしています。
用途や予算と相談し、自分に合ったボードを一度買ってみたいと思います。
また購入したら記事にしようと思います。
それでは、また。
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